こんな本を買ってしまいました。
いや、こう、表紙見てね。
わあいまっしろいふわふわもこもこーとか思いましてね。
表紙めくったら
もこもこが女の子に「結婚してくれ」とか言ってるという・・・。(もしかしたら女の子のほうが言ってるのかもだけど)
もう、気になって気になって内容の文章一文も読まずに即ゲットでした(笑)
ひさしぶりに衝動買いでした。
【追記】中身は好みに合いませんでした、残念。
あと、少し前に
こんな本を読んで癒されました。
霊能力(のような力)を持った異端の少女と
物静かで誠実で、しかし人の呪い殺しを生業とする主に使い魔として囚われた狐の少年
人に使われ、人に化け、人と共に暮らしているうちに霊狐にも馴染めず、人にもなりきれなくなった狐と、異能の力を持つがゆえに他者と離れひっそりと暮らしていた少女が出会い、互いに惹かれてゆく―というお話なのですが、
この狐が子供の頃に追っ手から自分を匿い、生まれて初めてぬくもりを与えてくれた少女を想い
影ながらずっと見守り
最終的には主にさからって自分の寿命を残りわずかにしながら
死ぬまでの短い間だけて初めて自由になった自分の命を、少女のために使おうとする
そこには悲壮感はなく、ただ清々しさがあり
静かで、しかしとても強い思いがとても真っ直ぐで
読んでてうっかり「こんな椛さんいいな」とか(ぉぃ
椛さんは狼だから義理堅くてかっこいいよ!
あと・・・命の重みの価値観は実はうちの椛さんこんな感じだったり・・・。
その辺は次の本で少し描けそうですが。
基本的に非常に狭い定義での「人間」から外れたモノが好きです。
キリスト社会である西洋文化での「人間」や、
島国の価値観を持った日本の「人間」の定義は
それぞれに歪みを持っていて、それに反するものを大なり小なり殺そうとする
しかし、そこから外れたモノたちにもそのモノたちの道理はあるのです
自分たちの持つ常識だけを「絶対」とし、他の価値観を受け入れない世界は
非常に怖いです
何が怖いって、そうした人たちはそれが他者から見たら「異常」であることに気付かないこと
もちろん複数の生き物が共同で暮らすにはある程度のルールの共有が必要です
ツーといえばカーな関係は、共同体が互いに生きる上で非常に居心地の良い空間を作ります
しかし、そのルールがひとつしかない世界では、それを是としないモノは生きることができません。
そうした意味で、外道の生き物には幻想郷という世界感は非常にありがたい世界。
妖怪は妖怪の、人間と違う価値観を自分の「当然」として持っている。
そんなお話が大好きです。
最近「
KY」という言葉が流行していますが、
そんな言葉が当然のようには使えない世界
そうした世界が描きたいものです。
そうそう、後編のネームができました。
がんばったよ。
これであとは事故って入院なんてことでもないかぎり、なんとか紅楼夢に本を作れそうです。
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- 2008/09/08(月) 00:03:39|
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